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文・写真:NOCTOサポートスタッフ 横坂
Kern-Paillaro Switzland SWITAR 1:1.8 f=16mm H16 RX (C-mount) SWITARと言えばマクロスイターが有名ですが、CマウントのシネレンズとしてもSWITARはメジャーなレンズだったようです。
私自身、試写の依頼があるまではCマウントレンズに手を出す気はあまりありませんでした。
理由は色々あるのですが、一番の理由は「はまったらヤバイ」と直感したからです。
それはさておき、今回試写にあたってはこのH16RXというタイプとARと言うタイプの2本が店長より送られてきました。
梱包を開き、手にとってみるとズッシリとした質感と、金属とガラスの塊といった趣がとてもその気にさせるレンズでした。
早速アダプタを装着し、LUMIX G3に取り付けてみましたが、これがまたなんともピッタリな風貌で、撮る前からちょっとワクワクしたのは久しぶりでした。

レンズを預かってしばらく持ち歩いていたのですが、特集を組めるほど撮ることができず、3月の天気の良い日に思い切って鎌倉〜江ノ島に出かけてきました。
昼前は快晴。風が強く、程なく黒雲が……
稲村ヶ崎海岸を歩いているときはものすごい強風、しかも冷たい風。一瞬雨もぱらつきましたが幸い持ちこたえ、なんとか江ノ島駅までたどり着けました。
レンズの描写自体は甘めで、発色傾向もゆるい感じがします。いわゆる「トイカメ風」とでも言いますか。
今回はやりませんでしたが、アートフィルターなどでPOPな感じに仕上げたり、ハイキー調に仕上げると、ネガで撮ったゆるい雰囲気が出るかもしれません。
と言うわけで、作例をご覧下さい。
※各作例写真はクリックすると大きなサイズでご覧頂けます※

Cマウント ケルン製スイター16mmF1.8 RX
kern-Paillard Switar1.8/16 RX
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【撮影情報】
ほぼ絞り開放で撮影しています。一部のカットは絞りをF8〜11辺りまで絞って撮っています。
カメラの設定はスタンダード、ホワイトバランスをデイライトで撮影。
RAW+JPEG撮影。掲載データはRAWデータを現像しています。
なお、通常の画面フォーマットでは四隅が大きくケラれるため、事前にアスペクト比を1:1に設定。
蛇足ですが、マウントアダプタを使用する場合は「レンズ無しレリーズの許可」を設定しておく必要もあります。
●Panasonic LUMIX DMC-G3
 NOCTOで販売しているCマウント-マイクロフォーサーズアダプタ
特集掲載以外のカットはこちらをご覧下さい(横坂のブログです)。
↓各写真をクリックすると大きなサイズの写真が見られます↓

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いかがでしょう?
現代のレンズには無い収差の塊ですが、かえってそれが新鮮だったり、周辺がケられて黒く落ちるところもレトロな雰囲気の演出に一役買っていますね。
好き好きでしょうけれど、これはこれで楽しいレンズだと思います。
なによりG3に取り付けたときの軽さは、まさにお散歩向け。一日持って歩いてもまるで苦になりません。
写りも含め、肩肘張らずに気楽に持ち歩く、そんなレンズとして1本あっても楽しいのではないでしょうか?
text:横坂