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文・写真:NOCTOサポートスタッフ 横坂
Meyer-Optik Gorlitz Trioplan 1:2.9/50 V Trioplanと言えばNOCTOでは100mmのものをオススメしていました。
一方で同じ銘柄の50mmも普及レンズとして様々な機種用に供給されていたレンズです。
銀胴のTessarよりも小ぶりなパンケーキレンズで、いつでも携行してゆけるかわいいレンズです。
しかしM42純正の製品がなかったため、意外とデジタル一眼レフで使っている人は少ないように思われます。
そんないまひとつ脚光を浴びる機会が少ないこのTrioplan 2.9/50、早速撮ってみました。

初めて持ち出したのは微妙な天気の日。私のテンションが上がらなかったのもありますが、どうも曇りの日はいまひとつ相性が良くないような感じです。
そして2〜3日後、待望の快晴。ここぞとばかりに撮影に出かけました。
撮ってみて感じたのは、「ちいさなじゃじゃ馬」
まずは作例をご覧下さい。
※各作例写真はクリックすると大きなサイズでご覧頂けます※

M42改造トリオプラン50mm F2.9
Meyer-Optik Gorlitz Trioplan 1:2.9/50 V
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【撮影情報】
全てのカットは絞り開放で撮影しています。
カメラの設定はスタンダード、ホワイトバランスをデイライトで撮影。
●SONY α900
 +M42-αマウントアダプタ(電子チップ後付改造品※)
※近代インターナショナル製のM42-αマウントアダプタにα用電子接点を取付加工したものです。
マウントアダプタの電子マウントアダプタ化改造について、詳しくはこちらまたはこちらをご覧下さい(横坂のブログです)。
↓各写真をクリックすると大きなサイズの写真が見られます↓

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いかがでしょう?
シンプルなレンズならではの抜けの良さ、しまりの良さ、色ノリの良さはもとより、条件次第で収差が盛大に発生したり、なりを潜めてしまったり……
すっきり良い感じだな〜と思うと、いきなりグルグルと目が回りそうになったり、前後のボケが大暴れしてみたり。
まさに「ちいさなじゃじゃ馬」

Meyerならではの美しい外観のパンケーキレンズ。
お気楽に撮って予想外の上がりを楽しむのもよし、とことん向き合って、じゃじゃ馬を乗りこなすのもよし。
撮っていて飽きない、長く付き合えそうなレンズです。
text:横坂

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