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カールツァイスより先にパテントを取得したボシュロム社の元祖テッサーを汎用性の高いM42マウントに改造した商品です。被写体との距離や絞り値によって硬くも軟らかくもなるオールドテッサーならではの表現力が魅力。過剰補正気味ですので、背景にはバブルボケを盛り込むこともできます(作例参照)。
■外観・機構上のコンディション シルバー鏡胴の輝きも失われておらず、経年のわりにきれいな個体です。歪みなどの大きなダメージもありません。銘板はもともとなく、シリアルなどの文字は鏡胴の横に記されています。ピントリングの回転スムーズ、絞り羽根の動作も良好、無限遠も正確に合わせてあります。
■光学系のコンディション 前玉・後玉ともにごく薄い拭き傷程度で、大きなダメージはありません。中玉にもカビやバルサム切れ、クモリ等もなくクリア。チリの侵入は経年相応です。
■注意点 ヘリコイドが長くのびるタイプですので、最短撮影あたりまで伸ばすと四隅に鏡銅内側の影が若干見えてきます。また、絞りも16以上絞るとケラレとして四隅が暗くなってきますので、ご注意ください。
■スペック/付属品 M42マウント、絞り値:F4.5〜32、最短撮影距離:実測約0.57m、重量:245g、シリアル:No.TF6157。付属品は前後のキャップをおつけします。

 撮影データ/ボディ:Sony α7II、絞り: f4.5 開放 (色みやコントラストなどの加工は行なっておりません)
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