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スイス・パイヤール社のボレックスH-16レフレックスに使われていたケルン社製スイター16mmF1.8 RX(Cマウント)です。過剰補正によるクセのあるボケ味が魅力。なおCマウントレンズはイメージサークルが小さいのでNEXでは円形のケラレが生じます。マイクロフォーサーズでも通常のアスペクト比(縦横の比率)では四隅にケラレが残りますが、オリンパスのペンシリーズやパナソニックG3等のメニューにあるスクェア・フォーマット(アスペクト比6:6)を選べばケラレを上手にオミットすることができます(作例参照)。スクウェアの撮影だけで特集ページも組んでみましたので、こちらのクリックしてご覧ください。
■外観・機構上のコンディション 一部塗装落ちなど経年相応の使用感ある個体ですが、歪みなどの大きなダメージはありません。ピントリングの回転スムーズ、絞り羽根の動作も良好。当店で使用しているμ4/3用、Nex用アダプターでは無限遠にもしっかり届いています。
■光学系のコンディション 後玉に小さな傷が数本見られますが、実写にはまったく影響ないレベルです。 中玉にカビやバルサム切れ、クモリの発生なくクリア。チリの侵入は経年相応です。
■注意点 アダプターによってはレンズの絞り指標が必ずしも上に来ない場合があります。その点はアダプターとの相性ですのでご了承願います。
■スペック/付属品 Cマウント、絞り表示:F1.8〜22、最短撮影距離:0.20m、フィルター口径:32mm、重量:約139g。シリアル: No.943732、付属品は前後のキャップをおつけします。
 撮影データ/ボディ: OLYMPUS E-P1、絞り: f1.8開放、アスペクト比6:6 (色みやコントラストなどの加工は行なっておりません)
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